2人が本棚に入れています
本棚に追加
誰かに気づかれる事なく 一欠の星が落ちた
もし それが消えるのを 何も知らず 願い事を言う恋人たち
それが だれの 死体かなんて 一等の幸福な人に
わかるはずもない
気づいてと叫ぶ暇もない塵に消える流れ星
もし 隕石になれたら 存在を見せつけれるのに
死んでからじゃ 手遅れだけど それでしか救えないこともあるならば
誰もが流れ星 ただ死んでいくだけの運命
一瞬の光を放ち ただ死んでいくだけの存在
さようなら さようなら
いずれ新しく星が生まれる
ありがとう ありがとう
誰かの死を踏み台に また星が煌めく
一筋の光を引き 流れ星が消える
また 空を見上げれば 相変わらずの日々
毎日誰かが死んでも 他人ごとでしかないのだから
最初のコメントを投稿しよう!