流星

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誰かに気づかれる事なく 一欠の星が落ちた もし それが消えるのを 何も知らず 願い事を言う恋人たち それが だれの 死体かなんて 一等の幸福な人に わかるはずもない 気づいてと叫ぶ暇もない塵に消える流れ星 もし 隕石になれたら 存在を見せつけれるのに 死んでからじゃ 手遅れだけど それでしか救えないこともあるならば 誰もが流れ星 ただ死んでいくだけの運命 一瞬の光を放ち ただ死んでいくだけの存在 さようなら さようなら いずれ新しく星が生まれる ありがとう ありがとう 誰かの死を踏み台に また星が煌めく 一筋の光を引き 流れ星が消える また 空を見上げれば 相変わらずの日々 毎日誰かが死んでも 他人ごとでしかないのだから
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