ツンデレ

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共通点はない。 こんな私なんか目に止まるはずはない。そのことがやけに安心できた。 それなのに…… 二年生も終わりが近づいたある日、私は先生の推薦から生徒会長になる事となり、新しく発足した生徒会の面々に驚いた。 あの高木雄介が副会長として目の前に現れたのだ。 「よろしくお願いします」 あの笑顔が、目の前に…… 私の心は大きく弾んだ。しかし反面不安に駆られた。
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