283人が本棚に入れています
本棚に追加
/15ページ
同僚であり幼なじみであるすばるの顔と
さっき紹介されたばっかりの新入社員の“大倉”の顔を交互に見る俺
お互いに知り合いらしい雰囲気はあるものの
すばるのデッカい目はつり上がってあきらかに大倉を睨みつけている。
何があったか知らんけど
2人の関係性が妙に気になった
『では大倉くん。まずは社内の案内でも誰かにしてもらおうか、…じゃあ横山くん。君に案内を頼むよ』
え、俺?
黒「僕ですか?社長、コイツ、すば…渋谷の方がいいんちゃいます?顔見知りみたいですし。」
赤「人に押しつけるなよ!お前がやれゆわれとんねん、ね、社長」
俺らのやりとりを見て終始クスクスと笑う大倉を横目に俺は席から立ち上がり社内案内に務めることにした
.
最初のコメントを投稿しよう!