chapter 1
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「美味しいじゃん!!」 どこがですかね。 あの甘ったるいのの、どこが美味しいのか。 私には、到底理解できない。 「…そう」 いかにも興味なさ気にそう言ったのがいけなかったのか、沙織は私の目の前に、何かをちらつかせた。 「これなら、食べれる?」 沙織が持っていたのは、やっぱりチョコ。
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