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我が家のかるた遊びは嫁を入れて読み手一人、取り手二人の合計三人で読んだ文字を取り合う基本的なかるた遊びのやり方の他に、読み手一人、取り手一人のちょっと変わったやり方で行う事も多々ある。
姫の中のかるた遊びの概念は、読んだ文字のカードを見つける楽しい遊びなのであろう。
まだまだ純心無垢でぴゅあぴゅあはーとな姫は、取り合うといった人間の欲望剥き出しの感情はなく、"読む事"・"見つける事"が楽しくてしょうがないのだ。
嗚呼…なんて純心なんだ。俺にもそんな時があったのだろうか…
「じゃあ姫が読んであげる♪」
そして最近では、読める事の楽しさを覚えた姫は必ず読み手をチョイスするのだ。
それを聞いた俺は必ずこう返す。
「えぇ~?パパが読んであげる。」
そして姫はこう返す。
「姫ッ!」
「パパッ!」
「姫ッッ!」
「どうぞどうぞ。」
はい。
ダチョウ倶楽部的なヤツですね。
はい。
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