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第5話「瞬間の黒煙」
マリオオールスターズ対ダークレーサーのレースが始まろうとしていた。
ルイージ「始まるのか…」
ダークライ「くれぐれも怪我はしないようにな…ククク…」
ドンキー「勝手にほざいてろ…」
実況「マリオオールスターズのあるところ!!常にわたしの実況ありぃ!!」
マリオ「…」
実況「今回のコースは霊の館です!!アイテムボックスポイントは2回ほどあります!」
ディディー「俺…何してるんだろ…」
実況「今スタートしました!!」
ブーン!!
マリオ「なにっ!!」
ダークライ「フン…遅いんだよ…!」
ダークライはスタートと同時に一瞬で姿を消した。さらに黒煙を排出し、視界をさえぎる技術ももっていた。
実況「何も見えなくなってしまったマリオオールスターズ!!こちらのコンピューターで位置を確認してみると…あぁっと!ダークライはもう一周目が終り、最終ラップに入ろうとしている!マリオオールスターズにもはや勝ち目はないのか?」
キングテレサ「あいつ…アウェイのくせにコースの地形や障害物の位置を正確に分析してやがる…!」
マリオ「こんなんじゃ…」
実況「マリオがアイテムボックスポイントにさしかかりました…あぁっと!ダークライはすでにゴール!」
マリオオールスターズ「なにっ!?」
実況「レースはもう終わってしまいました。ダークレーサーの力恐るべし!!」
マリオ「あんなのに…勝てるわけがない…」
ドンキー「もっとスピードのある仲間が欲しいな…」
スッ…。
ダークライ「やはりザコは何人集まろうとザコなんだよ」
マリオ「くっ…」
ダークライ「ククク…ククク…」
ダークライは黒い影に包まれ消えていった…。
キングテレサ「じゃあ次はホーンキャッスルに行こう。俺の友達がいるんだ。」
マリオ「わかった。」
マリオオールスターズはキングテレサに連れられ、ホーンキャッスルに来た。
ルイージ「ここがホーンキャッスル…」
カラカラカラ…カラカラカラ…
キングテレサ「おぉい!俺だ!キングだぞ~!」
???「よう…なんだ??キングが来るなんて珍しいな…。」
キングテレサ「最近、ダークレーサーが動きだしたらしくてな…今こいつらと旅っていうかなんていうか…まあダークレーサーを倒そう!ってことになったんだけどお前も一緒に戦ってくれないか?」
???「俺最近カートに触ってすらいないんだが…」
キングテレサ「大丈夫だよ…!」
カロン「わかったよ…よろしく…俺はカロンだ」
マリオ「よろしくな…!」
次回「カラスの羽ばたき」
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