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26世紀、時空管理公社治安本部…。
本部長室の前に一人の青年がいた。
急用で呼び出されたらしく、彼は息を切らしていた。
「入ります」
「来たか、事態は急を要する」
「本部長、何かあったのでしょうか!?」
「以前君が捕まえた犯人、No.Xが逃走した」
「なんですって!奴を取り逃がしたとなれば我々は…」
「既に逃亡先はわかっている。16世紀、それだけだ」
「了解しました、大至急事態に対処します!」
「頼むぞ!この事件、我々治安本部の威信もかかっている」
その言葉も聞かず、青年は本部長室を飛び出していた。
しかし、まだ誰も知るよしがなかった…。
この事件の結末を…。
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