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【 涙星…。 】
涙星…。
ーナミダボシー。
神様が人間の哀しい物語を哀れみ零した【涙】は、
まるで【星】のように輝いて…
その涙に触れた者を来世へと導き…
来世へと導かれた魂達は…
また新しい人生を生きることが出来る。
そんな“おとぎ話”を貴方は信じますか??
もしそんな風に生まれ変われたとして、
貴方はたった1人の最愛の人を想い…
……………愛せますか??
―――――…これは…
たった1人の最愛の人を愛し…
想い続けたある女の子の物語。
最愛の人を失った時…
人は何を想い…
人は何を願うのかな??
①最愛の人を失ってしまったあまりの哀しみと絶望の現実から逃げ、
天国や来世で最愛の人と幸せになれると信じ、
最愛の人を追って自らの生命を断つ。
②最愛の人を失ったのは凄く哀しいけど、
仕方ないことだと諦め、
その最愛の人の分までその後の人生を楽しんで生きる。
だからそんなバカな事は絶対考えないし絶対しない。
後者の意見が出来る人は本当に強い人だと想う。
でもこの物語は…
前者のような弱い女の子の物語。
そんな女の子の哀しい物語に神は涙を零した……。
それがこの不思議な物語の始まりだったんだ。
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