序章

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神山理沙「ほんとわざわざありがと。ごめんね。が、頑張ろうね!」 受付の席に座り、緊張しつつも西野君に話しかけた。 西野悠「いやいや。うん、そうだね。」 そう言って、早速仕事を始める。 西野君、最初はあんまり乗り気じゃなかったしつっかかりにくくて心配だったけど、意外と働き者だし感じのいい人かも。 神山理沙「えっと…あっ!ま、間違えちゃった…!」 あー、やっちゃったよ。 去年も同じミスした気がする…。 西野悠「…大丈夫だよ。このくらいならなんとかなるって!」 慌ててた私に、西野君がすかさずフォローを入れてくれる。 …なんか、この人の笑顔って落ち着くな。 働き者で優しいや。
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