【本文】笑顔３｜4ページ - 小説投稿エブリスタ

　 (もう下校時刻は過ぎてるのに...) 　不思議に思い､僕は気付かれないように注意を払いながら､ゆっくりと近づいてみた｡　閉めきられた遮光カーテン｡　何故か心臓のない人体模型｡　蛇口から水道水が一滴､また一滴と落ちる音だけが静かに響く｡　室内は複数の薬品の臭いが混じった独特の臭いが充満している｡　何もかもが不気味だった｡　

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