第1章

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彼女たちは、聖城学園高校戦争部の面々。 部長の咲山流歌。 副部長の夢音未来。 機神騎乗師のセイル・フィリア。 人型機神で機龍騎乗師の《Re-000:レヴィ》。 以上の4人だ。 “それにしても、長身巨乳の美少女に、金髪碧眼の外国人お嬢様、さらには銀髪属性のロボットって……キャラ立ちすぎじゃない?” ロリ系ツインテールの流歌も、全く人のことは言えないのだが、彼女は自分のことは棚に上げてため息をついた。 こうして4人が集まって会議を開いているのには、理由がある。 原因は、今日の朝のこと。 流歌とセイルを目当てに、1人の男が学校にやってきた。 男の名は、紅品寺焔。 去年まで聖城学園戦争部の部長として部に君臨した、聖城学園史上、過去最強の男だ。 彼は流歌とセイルを呼び出すと、何の脈絡もなく、いきなりこう言ってきた。
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