32人が本棚に入れています
本棚に追加
それがキッカケとなった。
未来は周囲に小型魔法陣を幾重にも展開。
対レヴィ戦で見せたあの連撃に、水属性を加えて放ち始めたのだ!!
「行っくよぉぉぉおおおおっっっ!!??」
「んなろっ……!! 上等だァッ!!」
そして始まる応酬は、明らかに拳よりも多くの攻撃が行き交うものとなる。
まるで機関銃のごとき槍と射撃と拳の連続。もはや一発一発の音は聞こえず、連続的に1つの音が響いている。
「こっちは魔法使ってるのにパンチだけなのっ!? 妬けちゃうなぁっ!!」
「オレだって結構必死だっての! 元日本最強を必死にさせてるんだ、手打ちにしろよ!」
「倒れてくれなきゃやぁーあー!」
未来が叫んだ直後、焔の拳が未来の槍を弾き飛ばした。
「――……ッ」
「超弩級術式展開ッ!!」
最初のコメントを投稿しよう!