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「まぁ、オレらはオレらで仕事やら学校やらあるしな。日取りは追って連絡させてくれ。3日以内には連絡する」
こうして時系列は現在へと戻り、強化練習会に対する話し合いが行われているのだった。
「そんな化け物と練習試合ってこと。確かに、願ってもない話よね」
腕を組んで納得したように頷くのはレヴィ。彼女は顔にかかる美しい銀髪を、頭を振って払うと、
「私とセイルにとっては、全国大会初出場だもの。全国のレベルを体験しておくのは、確実にプラスだわ」
すると、その意見に賛同したのはセイルだ。
「そうですわね。流歌さんや未来さんは十分に強いのですし、私とレヴィさんの修行の場、ですわ」
2人の意見を聞いた流歌と未来は、「なるほど」と笑みを浮かべた。
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