ある男子校の………

１

ふぅー…、やっと離れたー…と一息つきながら時計を見ると８時………ヤバイ………

時計を見て固まっていると父さんが急かしたのでハッとして玄関に向かう

「ほら、車に乗って」

「うん」

荷物をポンッと車に入れて自分も飛び乗る

「シートベルトはしたか？」

「子供じゃないって………」

「子供じゃなくても危ないだろ」

「はいはい、ちゃんとやってるよ」

「よし、じゃあ飛ばすからな」

そう言われてしっかりと荷物を押さえる

………いや、父さんの飛ばすは軽く100Km/時 は越えるからな

ビュンッ…となかなか軽やか（？）に進む車

俺はそれに振り回されないようにしっかり荷物を持ってイスに掴まること３０分………

ついたぞ と言われて車の外へ