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『ねぇ守、ぼけっとしてどうしたの?』
『…うわっ!びっくりしたぁっ』
彼女はあっけらかんと守の方を見ていた
『あっ‥いや?それがさぁ、棚からいきなり何冊か落ちてさ、戻してたら不思議なもの見つけちゃってさ。』
彼女にそれを手渡す。
『ふ~ん。
何も書いてないじゃん!
これ本当に小説なの?笑』
苦笑いをして、守に返した。
『…借りようと思うんだ‥どう?』
守はなぜかそれを手放さなかった。
受付へと向かいそれを借りてきた。
『帰るかっ』
『うんー。』
『さっきまで晴れてたのに雨かよー。傘持ってねぇよ。』
仕方ないので
走って帰った。
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