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彼女を家まで送って守は、自分の家に帰る前に本屋に寄った。
「えーっと‥‥ホラーホラーっと。」
いつもながらホラー小説を探していた。
トントン‥
(ん?なんだろ?)
トントン‥
(下から?)
「なぁに?」
「‥これ読んでみて下さい……。あ、‥これあげますね」
下をうつむいた。その女性から生気を感じられない。むしろ女性の手が冷たかった。
「‥いいの?」
「‥‥‥‥‥‥‥ハイ。‥」
「じゃぁもらってくよ?後で返せって言っ‥あれ?‥‥‥‥‥‥いない。」
もらった本を見てみると表札は真っ赤な模様に目?のようなものがついていた。
いつもとは違うパターンに不思議に思いながらも
「あ、雨止んでる‥帰るなら今だな。」
守は家に帰った。
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