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妙「手加減─
そう言いかけると
バァァァァァァン!!
とさっきよりもはるかに強い風圧が放たれる
今まともに立っているのは高杉、神威、そしてなぜかKだけだ
ズゴゴゴゴとラオウばりのオーラをまとっている
妙は俯いた顔をゆっくりあげ
妙「─しないわよ?」
最初に言いかけた言葉に繋いだ
同時にカァッ!と目から真っ赤に光が発っせられる
神威「ふふ…面白いや。お姉さん、侍?」
妙「あんな不粋な奴らと一緒にしないでちょうだい」
K「ストップです」
神威と妙はKを睨む
高杉はニヤッと笑みを浮かべた
高杉(あの女の力の前で立っていられる程だ。…楽しみだな、あいつの力)
K「本編入りますよ」
一同「えっ?」
周囲は固まった
K「あと1ページ好きに自己紹介してください。スタンバってる皆さんもどうぞ」
周囲は眼だけで会話している
今の聞いた?
聞いたよ、やばくね?
てな感じの会話を
銀時「─各自、自己紹介タイム…スタート!!」
銀時の掛け声でスタンバイしていた奴らがなだれ込んできた
マダオ「とにかく喋るんだ!そうすればこうやって名前が表示され─
って何で長谷川じゃなくてマダオ?」
月詠「喋れば良いのじゃな?よしじゃあ─」
武市「あ」
桂「喋った奴は消えろ!俺はまだ自己しょ─」
たま「オイルが好きなんですー!!」
桂「知らねーよ!傍[ハタ]から見たら結構気持ち悪いぞお前!つーか邪─」
外道丸「あっしも喋りた─」
さっちゃん「銀さん愛してる」
外道丸「あっしもしゃ─」
服部「ボラギノール」
外道丸「あっ─」
桂「誰だ告白してる奴!!いちいち気持ち悪い一言残して行きやがって!!つーか外道丸必死だなおい!!どんだけ遮られてんだよ俺も遮ったけど!!」
そんな奴らを尻目に
銀時「…さ、けーるか」
新八、神楽、Kは銀時についていった
高杉「…興が削がれたな。帰るぜおめーら」
鬼兵隊もその場を跡にした
阿伏兎「…もういいのか団長」
神威「あ、喋った!今日は喋らないのかと思ったら」
阿伏兎「俺の時間削り倒したのあんただろうが。このすっとこどっこい」
神威「あはは、ごめんごめん。つい張り切っちゃってさ」
二人もまた踵を反した
紹介コーナーはこんな形で幕を閉じた
銀時「…ぐだぐだだな。んじゃま、ぼちぼち本編スタートだ」
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