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みんなが私たちに注目してるし!恥ずかし過ぎる~~っ!!!
「あ、雨なのにまさか…」
「外行く!授業なんてつまんねぇし!!!」
「はぃいいいぃいぃい!!?なに勝手に…」
ザーーーッ
冷たっ…!
「これ羽織ってて、すぐに屋根の下行くから」
「ありがとう…、」
彼は私に、上着をかけてくれた。 強引過ぎる…。
それにこんな急な展開ありえないって…、
「おっ、ここでいいや。」
私は、上着の隙間から覗いた。
公園…?
「とりあえず滑り台の下に避難!」
あ、そういうことか…。
彼は滑り台の下に着くと私をおろしてくれた。
「ごめんな、無理矢理」
「い、いえ…。でもなんで私を…」
彼は少しだけ苦い顔をしてから、
「だって、俺のこと羨ましそうに見てきたじゃんかよ。」
羨ましい…? 無意識だった…。
私はポカーンとしてしまった。
「絶対そうだよ!俺のことをジィッと見てきて、そのうえ、羨ましそうに見られたら、連れていきたくなったんだよー…」
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