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「私のチョコレートは受け取ってもらえませんか?」
美少女の大きな瞳が源太に向かってうるうるし始め、源太は焦った。
「あ、ごめん!いくら払えばいいかなぁ?」
「初回は特別大サービス!私からのプレゼントです❤」
表情の切り替えの早さまで2次元の美少女である。
「はぁ。ありがとう。」
「受け取って下さるのですね?嬉しい❤では、失礼しまぁす❤」
美少女が帰っていく。
源太は階段を下りて見えなくなるまで見送ると部屋に戻り、窓の外を見た。
窓からは階段から出てくる美少女の姿を見ることが出来るはずなのだが・・・
美少女は出てこなかった。
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