祝福ノ鐘
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普段よく鳴る鐘の音なんて覚えていない。 覚えてたくもなかった。 毎日、祝日以外の日にあの鐘は午後3時の礼拝の時間に鳴る。 僕が覚えているのは1回だけ。 5歳の僕たちを勝手な大人たちが引き離した時だ。 そして非情にも今日も鐘は鳴る。 姉、リンの上昇を祝して。 彼女は…リンは今日も笑っている。
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