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村長とスコティピオンは、間の抜けた様に口を開けたままの農夫逹を残し、粗末な馬車で宮殿へと向かった。
村長「お主の様な美女の隣におられる日が来るとは…男冥利に尽きると言うものじゃ」
スコ「クスクス…面白いご冗談を…」
村長「冗談なんかじゃおらんさ。もっとも、冗談を言える程、平和な世に戻って欲しいものじゃな」
スコ「大丈夫ですよ。ブラック・ドラゴンと言えど、完全無欠では無いのですから」
村長「…そうじゃな」
そして、二人を乗せた馬車は宮殿に辿り着いた。
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