第一章
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「ンゴアアアァァァ…」 大きなイビキをかきながら、山積みにされた骨を敷いて寝ている者がいた。 赤く染まった牙と爪、巨大な翼、漆黒の巨体を有するこの者こそが、世界中を恐怖に陥れている張本人ならぬ張本竜、ジェノサイドだった。 その上空に、麒麟が佇んでいた。 麒麟「!」 そして、麒麟の目が見開かれたと同時に、青緑色の落雷が放たれた。
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