第二章
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それからと言うもの、周囲には以前と変わらない振る舞いをしていたが、それが限界で、一人になった時は何時も涙を流していた。 友情、もしくは、義理人情の類いの物なんか、彼らの間には塵程も無かった。 それ以上の何か、本人にもわからない何かが、彼らを繋いでいたからだ。 それが少年の中から消えた時から、少年は眼の光を失い続けている。
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