第三章

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コンコン 扉を叩く音がして、若い女性の声がその音に続いた。 「王子様、お食事の用意が出来ました」 王子はペンを置き、表情を変えないで返答した。 王子「わかった。すぐに行く」 食欲など、あるはずが無かった。しかし、いつも通りの時間に、いつもの場所で食事をしていた。
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