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賢「よし!皆揃ったな!」
賢吾は俺たちを見ながらなぜか誇らしげに腕を組んで仁王立ちしている
入園口は駅の改札口のようになっていて
ちょうど4つある
そこにいる係員の女性に4人がほぼ同時にチケットを渡し
遊園地に入る直前で足をとめる
賢「では悟!誕生日おめでとう!」
真「おめでとー」
洋「おめでとう」
悟「うん、ありがとう!」
洋「今まで長い間、15年、明日で16歳
今後もずっとおまえたちと一緒に生き「後ろ詰まってるよ」
賢吾はいいことを言おうとしたようだけど、洋介が阻んだ
まぁ後ろが詰まってるのは賢吾以外全員が気になっていただろう
賢「・・・まぁいいや、さぁ!入れ悟!」
ダン!とポーズを決めて腕と足を大きく広げた賢吾
悟「お、おう」
チラっと賢吾を見ると
大きく広げた足が
既に遊園地の中に入っていた
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