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母親は
「不思議な事もあるもんだね~でも、身内は、喜んでいるだろうね~どんな形でも、会えたんだから…」
「か~さん、こんな記事は、あんまりアテにならないんだから…」
と、母親に言ったもの少し気になっていた!
勤めている会社内にも、いきなり退社する人がいる話を耳に挟んでいたからである。
ヘッドハンティングとかじゃなく、ごくごく普通の人がである。
深く内容までは、知らないけど…
逃げないと駄目な状況でも無い人が。
ま、私には関係ないけど…
「そうだ、か~さん、兄さんも帰ってくるらしいよ。今夜は、久しぶりに3人集まるね。私、お酒のあてを買ってきたから!
ねぇ、ビールか何かある?」
「そんなもん、ある訳ないでしょ~年寄り所帯なんだから…」
「そうだよね~か~さんが、酒浸りだったら困るよね~
兄さんに、メールを入れておくわ!」
「何時頃に帰ってくるんだい?」
「それも、聞いておくわ」
「歳のせいか、夜は目がもたなくて…
先に寝かしてもらうかも…」
「か~さん、何も私達に、気を使わなくてもいいのに…
親子なんだから…」
程なく兄からメールが、返ってきた。
やはり、遅くなる!との返事だった。
「遅くなるみたい、でも、明日も泊まるみたいだから、明日は、三人で外食にしようよ。」
「そうだね…」
「なにか気のりのしない返事だね~たまになんだから~
兄さんの財布をアテにしたらいいじゃんね!」
「そうだね。たまにだから…」
珠恵は、何かしら寂しげな感じを母から感じた。
母の言葉に…
やはり、病の事からくるのだろうか
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