三人目は自堕落に

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しかし、アラバマは良いとして、女性の方は・・・ 肩までの銀髪にあどけない顔、綺麗と言うより可愛いといった感じ。 スタイルは・・・まぁ普通。 しかし問題は、背中に背負った大きな風呂敷包み。 しかも、今時唐草模様って、どこで買ったんだ? 二人はリングに立つ俺に気付き、こちらに歩いてきた。 ?「あら、いい男ね。お名前は?」 とりあえず、すぐに戦闘とはならなかった。 俺「コウ・カミシロと言います。」 名乗ってお辞儀する。 アラ「これはご丁寧に。 俺はアラバマ。こっちはリシリューだ。」 アラバマとリシリューと呼ばれた女性が頭を下げた。 こいつら・・・戦いに来たんじゃないのか? リシ「早速だけどあなた・・・男に興味ない?」 ・・・へっ? いきなり何を言い出すんだ? 何かに期待するような表情で俺を見るリシリュー。 アラバマはこめかみに指を当ててしゃがみこんでいる。 俺「いや・・・男に興味はないです。」 普通に答えると、この世の終わりのような表情になるリシリュー。 リシ「そんな・・・勿体ないわ!美形なのに!」 こいつ、腐ってる!
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