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しかし、アラバマは良いとして、女性の方は・・・
肩までの銀髪にあどけない顔、綺麗と言うより可愛いといった感じ。
スタイルは・・・まぁ普通。
しかし問題は、背中に背負った大きな風呂敷包み。
しかも、今時唐草模様って、どこで買ったんだ?
二人はリングに立つ俺に気付き、こちらに歩いてきた。
?「あら、いい男ね。お名前は?」
とりあえず、すぐに戦闘とはならなかった。
俺「コウ・カミシロと言います。」
名乗ってお辞儀する。
アラ「これはご丁寧に。
俺はアラバマ。こっちはリシリューだ。」
アラバマとリシリューと呼ばれた女性が頭を下げた。
こいつら・・・戦いに来たんじゃないのか?
リシ「早速だけどあなた・・・男に興味ない?」
・・・へっ?
いきなり何を言い出すんだ?
何かに期待するような表情で俺を見るリシリュー。
アラバマはこめかみに指を当ててしゃがみこんでいる。
俺「いや・・・男に興味はないです。」
普通に答えると、この世の終わりのような表情になるリシリュー。
リシ「そんな・・・勿体ないわ!美形なのに!」
こいつ、腐ってる!
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