46792人が本棚に入れています
本棚に追加
/1355ページ
何を驚いているのだ?
五人共今日の昼に見たばかりじゃないか。
首をかしげていると、ナミが大きな姿見を造り出した。
ナミ「パパ、羽根が増えてる~!」
姿見を見ると、背中に六対十二枚の羽根が生えていた。
俺「何で増えたんだ?昼は六枚だったのに。」
羽根の枚数は力を示す。
と言うことは、俺の力が増えた?
羽根について考えていると、背中にくすぐったいような妙な感覚が走る。
ルシ「あ~、この感触!モフモフ感とサラサラ感が更に良くなってる~。」
速攻で触りにきてるよ。
俺「とりあえず寝るぞ!」
ベッドの真ん中に寝転がり、脇に寝た五人を包むように羽根を動かす。
ルシ「大きくなったし、五人でも余裕だな。」
ナギ「暖かい。」
ナミ「フカフカ~」
ベル「落ち着きますね~。」
クロノ「・・・」
クロノはすでに熟睡していた。
なんか、厄介事も起きそうだし、力の事も確かめなくちゃいけないし。
色々面倒になりそうだけど。
こんなにたくさんの「家族」が出来たから良いか。
俺はみんなの温もりを感じながら眠りについた。
最初のコメントを投稿しよう!