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・・・何時間寝ただろう。
体が動かない。
唯一動く首を回して、状況を把握する。
右には右腕に抱きつくルシと、羽根にくるまるクロノ。
左には左腕に抱きつくナギと、左足に抱きつくベル。
上には胸の上で抱きついているナミ。
ルシが右足に足を絡ませてるから、両手両足が動かない。
・・・どーしよ?
考えていると、ナミが起き出した。
ナミ「パパおはよー。」
目を擦りながら挨拶するナミは可愛すぎる。
俺「おはよう。いつの間に上ったんだ?」
確か右側で寝ていたはずだが・・・
ナミ「内緒だよ~。」
降りるかと思いきや、胸に顔を埋めてくる。
ナミ「えへへ~!」
ナギ「ナミ、お父様の迷惑になりますよ?」
ナギも起きてきたようだ。
ナミ「そう言うナギは、何をやってるのかな~?」
ナギはしっかりと腕を抱きしめて離さない。
ナギ「それとこれとは別です。」
珍しく顔を真っ赤にしている。
俺「これから時間はタップリあるんだ。
いくらでも甘えて良いよ。」
微笑みながら言うと、二人は力一杯抱きしめてきた。
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