とどめは使い魔に

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風呂から上がり、寝室に入る。 クロノとベルが手を加えた寝室はかなり広く、室温管理と防音も完璧。 神の力をこんな事に使って良いのか? と、思わず突っ込みたくなる。 全員「料理に魔法使うコウが言うか!」 うーん、突っ込むつもりが突っ込まれた。 俺「あれ?俺、声に出した?」 出してないよな。 ルシ「出してない。ただの読心術です。」 さらっと言われてしまった。 俺「そうか。なら良いや・・・って、良くないわ!心を勝手に読むな!」 神「わかった。次から確認取って読む。」 俺「そうそう、確認取ってから・・・って、許可せんて!」 俺はいつまで突っ込まなければいけないんだ? ルシ「はいはい、その辺にしましょう。 明日は、コウは学園があるし、神はミカエルのお説教よ?」 神が渋い顔をする。 俺「ミカエル?なぜ?」 ルシ「神がミカエルに仕事押し付けて抜け出して来たから。」 俺「それじゃ仕方ないな。では、寝るとしますか。」 昨夜と同じようにみんなで翼にくるまって寝る。 神が、ミカエルの説教に怯えて青くなっていたが、自業自得だ。 色々ありすぎて疲れた俺は、すぐに眠りに落ちた。
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