46794人が本棚に入れています
本棚に追加
/1355ページ
翌朝朝食を食べると、神とルシファーは天界に戻った。
身支度を整え、クロノとベルにナギとナミを任せ、留守番を頼む。
さすがに毎日学園に連れて行くわけにはいかない。
ナミとナギは付いてきたがったが、渋々引き下がってくれた。
俺「では、留守番頼むな。」
部屋を出て、寮のエントランスに行くと三人が待ち構えていた。
俺「おはよう。」
三人「おはよう。」
サクラも、ハスも、ユリも。
俺に聞きたい事が山ほどあるのだろう。
どう切り出すか、迷っている。
俺「あ、昨日の事は他言無用な。
神帝様の事は機密だから。」
サクラ「も・・・もちろんよ!」
ハス「分かってます。」
ユリ「ええ。でも、一つ聞いて良い?」
何を聞くつもりだろう。
俺「ああ、何?」
ユリ「あなたは何者?」
えらくストレートな質問で・・・。
俺「おいおい、どういう事だ?」
当然しらを切る。
ユリ「しらを「おいっ!」」
言葉を被せ、黙らせる。
俺「周り見てるか?」
ユリは周りを見た。
登校中の生徒が注目している。
ユリ「・・・ごめんなさい。」
最初のコメントを投稿しよう!