演出は幻想的に 続き

14/14
46792人が本棚に入れています
本棚に追加
/1355ページ
兵士からカードを受け取り、答礼を返す。 俺「では、これで失礼します。」 兵士は二つ名を言わなかったが、バレて面倒になるのは嫌だ。 俺は三人を連れてギルドを出た。 俺「そろそろ夕方だし、食材を買って帰るか。」 面倒事に巻き込まれたせいで時間をくってしまった。 手近な食料品店を回り、適当に食材を買い込む。 俺「こんなものかな。さて、帰ろうか。」 俺達は路地裏で寮の部屋に転移した。 帰るとすぐに食材を冷蔵庫にしまい、調理を開始。 クロノに渡したのと同じサンドイッチと、クッキーやスコーンを大量に焼く。 それを三つの包みに分けて、三人に渡す。 ベル「ありがとうございます。出来るだけ早く戻ります。」 ナミ「戻りたくないなぁ~」 ナギ「ナミちゃん、仕方ないです。」 三人は渋々といった感じで帰っていった。 一人残った俺は、自分の夕食を作り一人で食べる。 ずっと一人で食べてたはずなのに、何だか寂しい。 食器を片付け風呂に入り、寝室へ。 自分の翼にくるまる。 物足りなさを感じながら、一人眠りについた。
/1355ページ

最初のコメントを投稿しよう!