ピクニックは突然に

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目が覚める。 一人での目覚めは久々だ。 あれ?久々だと言っても、一週間経ってなくない? 時間が長く感じる。それだけ濃い毎日を過ごしてるって事か。 顔を洗い、朝食を食べる。 今日は何をしようか。 そうそう、抑制具をチェリーさんに返しておこう。 創造で同じものを作って・・・あ、抑制具としての機能は削除っと。 作った物と抑制具を付け替える。 これでチェリーさんに返せば良し。 ・・・何やろう? 街も昨日の騒ぎがあるから行きたくないし、ハスとユリは実家へ。サクラはギルドの依頼。 うん。ピクニックにでも行くか。 昨日買った食材で、お弁当を作る。作る。作る。作る。作る。 ・・・はっ!俺は何を・・・ 机には、優に10人分以上の弁当。 ・・・少ないより良いか。 作った弁当を亜空間に放り込む。 傷むことないし、無駄にはならないだろう。 俺〈おはようございます、チェリーさん。 今行っても大丈夫ですか?〉 念話で行っても大丈夫か確認する。 チェリー〈コウ、おはよう。大丈夫だよ。〉 俺はチェリーさんの気を見付けて瞬間移動した。
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