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総帝「水晶のカードは神帝様専用です。」
そうだったのか。
チェリー「ちなみに、カードは持ち主の魔力に反応して文字が出るから、持ち主以外は使えないの。」
便利な物だな。
総帝「神帝様、私はこれで失礼します。」
総帝は転移して帰っていった。
その後俺は依頼を受けたり魔法の研究をしたりして過ごした。
驚いた事に、地球の物理法則はこちらでも通用する。
それは容易に魔法へと応用できた。
更に面白かったのは魔法陣だった。
扱いが難しいため使う人は殆どいないが、色々な事が出来るし武具や道具に仕込む事で高性能な物を造り出せた。
造り出したアイテムを実戦で試し、改良して使う。
それを繰り返したため、探求者は「妙なアイテムを使う新しい二つ名持ち」として広まっていた。
始業式前日、チェリーさんにペンダントを渡した。
俺「これは、お世話になっているお礼です。
無属性防御の魔法が入っていて、最上級10発位は防げます。」
チェリー「そんな高価な物は受け取れないわ」
魔法付きのアクセサリーは高いのだ。
俺「俺が作りました。受け取って下さい。」
チェリーさんはかなり驚いていたが、受け取ってくれた。
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