三人目は自堕落に

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観客席で見ていたナギとナミの所に座る。 ナギの頭にはアルが乗っている。 ナミ「パパ、無敵だ~。」 ナギ「相手が・・・弱すぎ。」 ナギ、もう少し言葉をオブラートに包もうね。 ラフレシアがorz状態で泣き崩れてるから。 なぜかこの三人、毎日のように学園についてきてる。 まぁ、殆どの生徒は歓迎してるし、クランに至っては「この僕に毎日会いたいんですね!」なんて舞い上がってるし。 ツバキ先生は時々授業を放棄して、日向ぼっこするアルを眺めて呆ける始末。 しかし、俺には深刻な問題が・・・ サクラ「コウ、お疲れ様!」 ユリ「ラフレシアは強いけど、コウの前では子供同然ね。」 あ、ユリに止めを刺されてラフレシア撃沈。 ナミ「サクラお姉ちゃん、ユリお姉ちゃん、模擬戦は?」 ナミが俺に抱きつきながら問う。 サクラ「もちろん、瞬殺よ。」 ユリ「普通の生徒など、問題にならないわ。」 ナギ「お父様、だっこ。」 二人に挑戦的な目を向けるナミに、甘える様子を見せつけるナギ。 サクラ・ユリとの間に、見えない火花が飛び散る。
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