異世界記

三人目は自堕落に

教室に戻ると言うのなら、一度離して欲しい。

俺「一度離して貰えないかな？動けないんだけど。」

ユリ「転移すれば大丈夫だわ？」

ユリさん、多人数での転移はかなり魔力を使うんですよ？

魔力は大事に使わないと。
まぁ、俺は無限だから使い放題なんだけどね。

俺「仕方ないな。転移！」

何を言っても無駄そうなので、教室に転移した。

しかし、席についても四人は離してくれない。

俺「えっと・・・少し離れない？」

気持ちいいんだけどね？柔らかお山が四つも当たってるし。

あ、ナギとナミはまだペッタンコだからカウントしてない。幼児だから当たり前だよね。

ナギ「サクラお姉ちゃんが離したら。」

サクラ「ナミちゃんが離したら。」

ナミ「ユリお姉ちゃんが離したら。」

ユリ「ナギちゃんが離したら。」

・・・無限ループになってないか？

俺「四人で一斉にってのは？」

四人「嫌！」

どうしろっていうの？

闘技場から戻ってきてる男子からは怨みのこもった目で睨まれるし。

女子は何故かガン見してるし。

ラフレシアとハスは離れた所からこちらを遠い目で見てるし。