怪談は時期外れに

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授業が始まったので、一旦話は中断。 昼休み、クランは学園長の所に調査する事を伝えに行き、俺はナギとナミを連れて現場の下見に行った。 噂の教室を見るが、不審な所は見受けられない。 俺は教室の数ヵ所にお札を貼っていく。 ナミ「パパ、それは何?」 俺「これ?おまじないだよ。」 用事を済ませた俺達は、教室に戻り授業を受けた。 そして放課後。 クラン「夜の調査に参加したい人!」 手を上げたのは、サクラ・ユリ・ローズ・ハス。 ラフレシアは「興味ない」の一言。あいつらしいわ。 ナミ「私も~!」 ナギ「もちろん、私も行きます。」 ナギとナミも参加表明したが・・・ 俺「ナギとナミはお留守番な。ギルドの依頼で行くから。」 これは遊びではなく、学園長が依頼主の正式な仕事だ。 ナミ・クラン「「え~っ!」」 落胆するナミとクラン。 クラン「じゃあ、依頼にナギちゃんとナミちゃんの同行を追加・・・」 俺「依頼主はクランじゃなくて学園長だろ?」 答えに詰まるクラン。 俺「ナギはあっさり引いたな。」 無言でうなずくナギ。結果が予測できたかな?
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