ワッショーイ

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チュンチュンアソレウチュチュンチュン… 鳥のさえずりが段々ウザくなりコブヘイは目を覚ました。 さっそく飯をくう。 今日の朝食はキャベツの芯だ。 「またかよ」 ここのところずっとキャベツの芯だ。 朝食を済ませる。 さて 学校に行くか。 自転車に乗ろうとしたがパンクしていた。 「またかよ」 しょうがないのでガラガラいわせながら学校へ向かう。 途中、変なじぃーさんから因縁をつけられながらも ボヘミアンヘルス中学 についた。 名前の割りには有名校だ。 靴箱へ向かおうとしたら同じクラスのホフマンがいた。 ホフマン「よっ」 コブヘイ「よぅ」 二人はあいさつを交わし一緒に教室へ向かった。 階段でこけかけたがホフマンに支えてもらった。 けどホフマンがこけて気まずかった。 教室に着いた。 少し髪の薄い卯素羅君がいた。 コブヘイ「よっ」 卯素羅「おはよう」 片手には育毛剤らしきものを握っていたがきずかないふりをした。 今日は頭髪服装検査だ。 「最近髪きってなかったからやべーなぁ」 前の毛見君が検査を受けている。かなり長いが合格。 「俺も大丈夫だな」 しかし駄目だと言われた。 あきらかに僕のほうが短い。 「くそっ」 さぁ 次は授業だ。 数学だ。 先生が来ないまま1時間が過ぎた。「らっきー」 次の時間も先生は来なかった。 放課後。 やっと先生が来て普通に終礼を始めた。 「なんだったんだ」 先生の片手にはパチンコ屋の袋があった。「ふざけんな」と密かに思った。 さて帰ろう。 「髪きらねぇとなぁ」 安い 早い と看板に書いた散髪屋さんにいった。「うまいとは書いてないな」 店員が来た。「ここすわる」外人だろうか片言だ。 「このまま少し短く」といった。 なのにバリカンをてにとりおもいっきり苅り始めた。「ちょ おまっ」 結局坊主になった。 しかも5000円もとられた「二度と行くか」 サービス券をもらったが10円引きだったので捨てた。 家に帰ると火事で燃えていた。 「おいおい」 家族はみんな親戚の家にいっていた。 「ちょ 俺はどうする」 その後彼は映画俳優となり、2058年にアカデミー賞にノミネートされて、東京都知事を経て厚生労働大臣になったそうです。 ~end~
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