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全てがスローモーションに見えた。 地面に叩きつけられ、アスファルトの冷たさを肌で感じた。 目の前がぼやけた。 耳から聞こえる悲鳴、サイレント等。 救急隊が私に呼び掛け体を揺すった。 私は小さく頷き、3メートルほど跳ばされた鞄に手を伸ばした。 救急隊の人が私の鞄にを取り「見てもいいですか?」と私に聞き、頷いた後、意識が途切れた…。
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