5/10
前へ
/15ページ
次へ
「麗(レイ)…」 私のミニバスからの仲間、沙夜(サヤ)が私の名前を呟いて泣いた。 「…さ……や………」 震える私の手は沙夜に差し出した。 沙夜は確りと握り2人して泣いた。 白衣の着た先生が現れ、私の様子を見て「もう大丈夫」と笑顔で応えた。
/15ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加