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入って来たのは病院の先生。 「麗ちゃん調子はどう?」 穏やかな顔をして先生は聞いてきた。 「全然大丈夫です」 満面の笑顔で答えた私に先生はホッとした顔をした。 「実はね、麗ちゃんに大事な話があるんだけど、聞いてくれるかな?」 良い話ではないことだと、顔を見てわかった。 私は頷いた。 「実は…
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