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――― 学校 ―――
((どうして、、、どうして、いきなり、、、))
?「吉村さん」
((苦しいょ、、、苦しい、帰ってきて、嘘だって言っ ?「吉村さん!!」
夢『!!っは、はい!』
しまった
今は授業中だった
先生「どうしたの?暗い顔して
何考えてるかしらないけど、集中してくださいょ!」
珍しいと言わんばかりに私を見下ろす国語の先生
それと同時にクラスメートの視線が私に集中する
夢『あっちゃ~(笑)
次の体育は何するんだろって頭いっぱいでした(笑)』
とりあえずありきたりな嘘をついてごまかしてみる
なんて、みえみえの嘘なんだ
もっとまともな嘘
つけたはずなのに、、、
それでも、
嘘をついていなくちゃ
笑っていなくちゃいけない
どんな時も明るくて元気
かっこよくて強い
¨みんなの憧れの存在¨
それが学校での、
いや、私が普段生きている中で
・・・・・
演じている吉村夢乃
誰にも、本当の私を見せるわけにはいかない・・・
友1「夢乃らしいけどバカだな~」
友「「「アハハハ」」」
??「「・・・・。」」
先「全く、今は授業に集中してくださいょ!教科書の36ページ読んでください」
だーれも私が嘘をついてるなんて思っていない
夢『はーぃw。』
だから今日も私は、
完璧な吉村夢乃を演じるしかない
‐
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