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「着いたーっ!!!!」
なんとか着いた展望台から見る景色はとてもキレイで…
じゃなくて!!
「早く先輩に電話しなきゃ…って、もう18時過ぎてる!急がなきゃっ…」
私は慌てて携帯を取り出し先輩に電話をかける。
(まだ部活中かな……)
『…はい、もしもし』
繋がった!!
「あ、もしもし…先輩?」
『この声…坂内か?』
「はい!良かったぁ…繋がって…」
『なかなか連絡つかないから心配したぞ?…そっちは慣れたか?』
「はい、なんとか!」
良かったぁ…先輩の声だ。
「あ、あのですね、実は……」
『ん?』
私はこちらの学校のことや電波のことを先輩に話した。
『そうか…じゃあ、あんまり連絡取れないんだな。』
「うん…先輩ごめんね?」
『仕方ないよ。それに坂内のせいじゃないだろ?…またいつでも連絡待ってるよ』
先輩…
「また明日、絶対連絡します!」
『ん、待ってる。』
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