ハブ

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「マジで?知らなかったんだけど~。 確かに言われてみたら、レイっていつもタバコも万引きもやらないよね~。 なんかそれって友達って言えないな~。」 チラリと見たミサコの横目に私はゾクッとした。 「そんな…つもりないよ… たまたまだし。」 「そーいう、言い訳とかいらないわ~! レイ、お疲れ!もうさ、うちらに話かけて来ないで? 藤野君にもね? 私の大好きな藤野君だからさ~。」 塩がタップリかかったポテトをリカコが私の頭から思い切りかけた。 目が…痛い… ヤバい…泣きそう…でもここで泣けない… 「前が見えないよねー? これで大丈夫!」 ミサコが飲んでいたコーラを私の顔面に躊躇なくかけた。
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