忍び寄る悪夢

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コウタ「ねぇ、あれって…」 ソーマ「非常事態に使う緊急用の狼煙だ。」 アリサ「タツミさん達が危ない。リーダー行きましょう。」 ティア「うん。」 ティア達は煙のある場所へ急いで向かった。 そして着いた場所にいたのはボロボロになった第二部隊と重症を負いながらも必死にリンドウがアラガミと戦っていた。 リンドウ「よう、やっと来てくれたか。」 コウタ「何だよ。あのアラガミ!」 コウタが目にしたのはヴァジュラだが、首が3つあるヴァジュラだった。 リンドウ「最初は普通だったんだが、一匹が周りの仲間を喰いやがってあんな風に変化しやがったんだ。」 アリサ「どうして?アラガミは同じ種類のアラガミは捕食しない筈…」 ソーマ「…《異変種》だな。」 コウタ「異変種!?何だよそれ?」 ティア「滅多にいないんだけど希に様々なアラガミを捕食して進化していくアラガミの事よ。本で読んだだけで本当にいるなんて…」 アリサ「どうします?」 ティア「…悔しいけど一時撤退します。」 ティアはアラガミにスタングレネードをぶつけ目眩ましをした。 ティア「今のうちに、タツミさん達を…」 ティアの指示によりコウタ達はタツミ達を引き連れアラガミの視力が戻る前に戦線から離脱した。
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