PROLOGUE-プロローグ-

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俺は作業を一旦止めて、風呂場に置いていたドライヤーをテレビを置いたスペースにあるコンセントに差して、ドライヤーの電源を入れた。 「フッフ~ン…シールとかの粘着性は熱に弱いのだよ」 独りで勝ち誇る俺は、そのシールをドライヤーの熱で綺麗に剥がした。 「…うん。我ながら綺麗に剥がせたな」 ドライヤーの電源を切って、剥がしたシールを丸めてゴミ袋に入れた俺は、衣類の入れた段ボールをクローゼットに入れた。 .
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