始まりの悪夢

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俺は俺の安全を保証してくれる心強い味方を確認する。 これで眠れる。 少なくとも、数時間はあの小人どもに邪魔されない安息の時間をもてる筈だ。 それから、俺は夢のない眠りに落ちた。 何もない闇。 夢のない眠りは死……だといったのは確か……ハムレットだったか。 記憶の糸をたぐりよせる前に、俺は睡魔に連れ去られた。
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