一章

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あれから3年がたちオレは中学3年生になった。 今はもう3月の初めでもうすぐ卒業式がある。 「和也!!」 「守か、どうした?」 コイツは中学で知り合ったオレの数少ない友人だ。 「まだ、帰らないのか?」 「あぁ、ちょっと図書館で自習してくわ」 「そうかい、受験が終わったのにまだ勉強すんのかよ」 「まあな、高校で出遅れたくないし」 「んじゃ、先に帰るは」 守が帰ってからオレは図書館に向かった。 図書館は誰も居なくて静かだったので勉強しやすかった。
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