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今日もオレは図書館に向かう、今日は勉強ではなくて委員会の仕事があるからだ。
「今日が最後の仕事かあ………」
相変わらず誰もいない図書館に少し寂しさを覚える。
明日は卒業式なんだよな、結局オレは言えないままなのかな………
ガラ!!
図書館に背の小さい肩まである髪を2つに縛った女の子が入ってきた。
オレの心臓は飛び跳ねそうになった。なぜならオレの好きな子がちょうどきたのだから!!
彼女はオレのところにトコトコ歩いて来ると
「返却お願いします」
と言ってきた。
オレはいつも通りに本の処理をする。
今しかチャンスはないのに、声が出ない最後まで自分は彼女に想いを伝えられない………
緊張して無理だと思ったが彼女の顔を見てオレは覚悟を決めた。
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