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「あっ、あの」
「……はい?」
今しかない、オレは自分の想いを伝えた
「急に話し掛けてごめんなさい。オレはえっと………君のことが好きでした!!いきなりこんなこと言ってすいません。でも、オレちゃんと言いたくて………」
オレが言った後、あの子は驚いたあと赤くなって俯いてしまった。
告白した後にオレは本当にこの子が好きだと思った。
しばらくして、彼女は顔を上げて話しはじめた。
「あっ……… あの………ごめんな、さい………」
そう言って彼女はまた俯いてしまった。
「こっちこそ、ごめんねいきなり………あの、最後に聞きたいことがあるんだけど」
「聞きたいこと?」
「名前教えてもらってもいいかな?
オレは3年の武藤和也です。」
「………阿澄由真です。」
「そっか阿澄さんごめんね、驚かしちゃって………でもオレ言えてよかったありがとう!!」
「………ぃえ、し、失礼します」
そう言ってから阿澄さんは図書館から出ていった。
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